五十嵐 威暢
1968年デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業/株式会社 イガラシステュディオ/
グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動後、1994年に彫刻家に転進し、現在に至る。1985年から2004年まで東京とロサンゼルスをベースに国内および欧米のクライアントのために制作。2005年帰国し、主に公共空間のための彫刻制作を続けている。
主要なデザイン作品として、ニューヨーク近代美術館のカレンダー、王子製紙・サントリーホール・多摩美大等のVIデザイン、ニューヨーク近代美術館とYMDのプロダクト、アルファベットをモチーフとした彫刻やアクソノメトリックによるポスターなどの一連の仕事がある。主要な彫刻作品として、麻布十番商店街の「KUMO」、地下鉄大江戸線大門駅の「波のリズム」、サントリーホールの「響」、東京ミッドタウンの「記憶の地から」、滝川市一の坂西公園の「にょきにょき」、札幌駅展望室のレリーフ「山河風光」などがある。